痔瘻の診断と治療
痔瘻の診断には視診、触診が重視され診療経験なしでは正確な診断は困難である。そのため肛門超音波検査やCT、MRIが補助診断として用いられている。また、治療には外科的治療が原則であるが、肛門括約筋の切除量が増えれば根治性は増すが機能障害の発生が危惧される。そこで今回は各施設の痔瘻の診断、治療および治療成績について発表していただき、明日からの診療に役立つような議論を行いたい。広く痔瘻に関する演題を募集する。